5月4日、GWを利用し先日オープンしたばかりの姫路の御座候 書写山麓店へ行ってきました。
お目当ては、大北望さんによる庭。大北さんとは、修業時代に仕事をご一緒させていただいたことがあり、以来ずっと憧れの方です。大北さんは造園、私は建築と畑は少し違いますが、仕事に取り組む姿勢、自然へのまなざしなど多くを学ばせていただいています。
独立したら必ずまた一緒に仕事をさせていただきたいと思い続けて、もう随分と時間が経ってしまいましたが、久しぶりに生の庭を観て、その想いが一層強くなりました。
圧倒的な量の緑の中に力強さと繊細さとを併せ持った見事な空間。私には語り尽くせませんが常緑樹と落葉樹のバランス、流れ、アプローチの在り方などすべてにおいて行き届いた大北さんの庭がそこには在りました。
店の内部は撮影不可でしたが、平屋建ての控えめな建築と手仕事による食器、家具、照明、そして食事…。とても良い時間を過ごすことができました。
ちなみに隣には宮脇壇さん設計の姫路市書写の里・美術工芸館があります。こちらは何度となく訪れていますが、どちらも屋根の美しい建築でした。
＜御座候 書写山麓店＞
＜姫路市書写の里・美術工芸館＞
